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第7回全日本実業団サイクルロードレース in 小川 [自転車レース]

実業団の小川ロード(BR-1)に参加してきました。

http://www.jbcf.jp/race/2010/ogawa/index.html

BR-1のコースは、

ogawa.JPG

パレード走行3.3km+上り区間8.2km+16.3km×3周=60.4km

となっていて、上り4回と下り3回を交互に走る感じで、最後は山頂ゴールです。

上りは平均すると5%くらいになるのですが、実際は前半が2~3%、後半が8%くらいという感じで、後半部分は結構きついです。
下りはテクニカルなカーブが続きます。技術が必要です。

作戦としては、最後の上りまでに人数を絞って(自分も含めて4人の計算)、上り勝負というのを考えていました。
予定の自分以外の3人は、登坂力が高いので勝てるかはわからないのですが、大きく順位を落とすことはない手堅い作戦です。

逆に2周目に山岳賞を考えつつ限界アタックで残り2周を逃げ切るという作戦も考えたのですが、力尽きたときに悲しいことになってしまいます。

エントリーは96名。関門で先頭から10分遅れるとDNFとなる厳しいレースでもあります。


8時30分にFRがスタートし、5分後にBR-1がスタートしました。

パレードは村の中心部(?)を走り、その後、上りに入っていきます。村の方々の応援がとても嬉しかったです。水をかけてくれるシーンもあったりしました。

そして、周回コース部分に入り、少し下ってから、本スタート!

最初は上りも緩いので、いいペースで進みます。…が、間もなくペースが落ちたので、先頭に出て活性化させます。

かなりマークされているのを感じましたが、勝たなきゃ死ぬわけでもないし、それはそれで楽しもうと思って走りました。

大集団も勾配がきつくなるとバラけてきて、最終的に山頂では4人(オーベストなS木選手、竹芝なミポ選手とマチャーキ選手、私)になっていました。

下りはほぼ私が先頭で下って、下りきって振り返ると、8人(F(t)てぃーざき選手、vitesseな選手、YOU CANな選手、コムレイドな選手)になっていました(^^;

まだ、“入賞確定!”というわけにはいかないようです。

それでも、後ろとは55秒ということで、結構開いたようでした。


2回目の登坂。55秒後ろの選手はどうやら4人の模様。その後、1分15秒に広がったり、追走が2人と告げられたりもしました。

8人いた先頭集団は、ペースが落ち着いたところで、マチャーキ選手が少し先行しそうになったので、吸収しに行きます。こんなとき、集団にチームで2人いる竹芝はいろいろできます。楽しそうです(笑)

そして、勾配がきつくなるところで集団はバラけて、私、マチャーキ選手、ミポ選手の3人が先行します。私は山岳賞を意識してところどころでペースアップしますが、そのくらいでは2人はびくともしませんでした(^^;

そのまま、計測ポイントへのカーブを先頭で曲がってペースアップすると、マチャーキ選手がスプリントを開始して、山岳賞を獲りにきました。くれるなら貰うけど、優勝を狙うのに獲りに行くのも…と思って踏む力を緩めると、後ろからミポさんが来て差しきっちゃいました(笑)

で、下り。

この下りは、3人で下りましたが、あまり踏まない感じでゆっくりでした。でも、コースアウトしそうになってしまいました(^^;
うしろにいたマチャーキ選手、ごめんなさい。

下りのペースが遅かったこともあり、下りきって振り返ると集団が凄いことに!

8人どころか、増えています…。spacebikeな選手までいます。


3回目の登坂。人数が増えて、気落ちしてしまいました。走るのをやめようか?とも思ってしまいました。

先頭集団は10人を超えていたような気もしましたが、ローテーションに加わっていたのは4人でした。走り終わってから考えれば、限界だったのだと思います。

さて、途切れそうな気持ちで、耐えるように走っていると、てぃーざき選手がダンシングでペースを上げて先行します。

「こ、ここは、ペースを上げたら、ERの足切りが…」と頭をよぎったことだけが理由ではありませんが、ここは様子見。てぃーざき選手が見える範囲で走ります。

山頂まで来ると、てぃーざき選手から15秒くらいの遅れで、私、vitesseな選手、ミポ選手、マチャーキ選手という状況になりました。

下りの最初で私とミポ選手が他の2人から先行する感じになりましたが、途中でvitesseな選手が追いついて、下りきったところで、

先頭てぃーざき選手 → ミポ選手、vitesseな選手、私

となり、後ろは見えなくなりました。


4回目の登坂。最初にバイクから先頭と25秒のように告げられました。

追走の3人は、緩斜面のところでvitesseな選手が遅れてしまい、ミポ選手と私の2人となりました。

そこでバイクが「先頭と40秒」。下り→緩斜面で差が広がっているということで、ミポ選手と顔を見合わせて考えました。

「このまま無難に走っても、2位争い。それなら、力尽きたとしても追いつこう!」

もう、損得とかは考えずに、残りの緩斜面パートをペースアップすると、勾配がきつくなるところで前方に見えました、てぃーざき選手の姿が。

その後、徐々に差が縮まっていき、第二関門あたりのS字に上るところで、ミポ選手が一気にペースアップして、二人で、てぃーざき選手をかわします。

これで、先頭はミポ選手と私。残り1km強。

てぃーざき選手を捕らえることから、その先の勝負へ気持ちを切り替えることができないまま、ラストの直線を迎えてしまいました。

2位でした。

#スプリントはアレなので(笑)

↓リザルト
http://www.jbcf.jp/db/listRaceResults.php?race_id=R1017&event_name=BR-1

↓シクロワイアードの記事(7/27追加)
http://www.cyclowired.jp/?q=node/39143

石川からの連勝とはなりませんでしたが、展開としては、ほぼ予定通りで、良かったと思っています。

終盤までに単独で抜け出せなかったのは、力不足です。

P1000130.JPG

さて、小川村ですが、いい雰囲気でした。レース中の応援が温かく、前日に自転車で走っていても、女子中高生とかが挨拶してくれました(・ω・)

平成の大合併に屈せず(?)、村として頑張り続ける小川村は、集団から抜け出して単独で走る選手のようです。

レース以外でもまた訪れてみたいです。

…なんて書こうと思っていたら、副賞が宿泊券でした(^^;

でも、お一人様…。どうしよう…。しかも、2011年3月まで…。どうしよう…。
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コメント 4

てぃーざき

楽しいレース、ありがとうございました。
一瞬ですが夢を見ることができました。笑
よっしーさんの走りは力強いっすね!
by てぃーざき (2010-07-26 21:35) 

よっしー

てぃーざきさん、
おかげさまで、楽しんで走ることができました。
観戦していても楽しい走りをモットーに、今後もがんばっていきます!
by よっしー (2010-07-27 07:12) 

おネロ

お疲れ様でした。あのコースで2位は天上人です。
今は小川村のやや近くに住んでいますが、基本的にジャージ姿のサイクリストを応援してくれる風潮なようです。私もたんなる朝練で幼児や学生さんに応援されます。きちんと走ろう!と思います。

さて宿泊券ですが、小川村だけでなく近辺の山コース練習にお使いになってはいかがでしょうか。ちょっと離れますが、菅平高原は私にはショックでした。18km上りっぱなし…。
by おネロ (2010-07-27 13:05) 

よっしー

おネロさんも、筑波山が遠くなりましたか?(笑)
自転車に理解がある土地は凄くいいなぁと思います。挨拶されて、私に???と後ろとかを確認してしまいました(^^;
宿泊券ですが、うちの人からは「(3位の選手と)合宿に行ってらっしゃ~い(笑)」と言われました…。
雪が降ってからだと厳しいので、10月上旬までには行きたいのですが、なかなか難しそうです。
「おやき館」というところに行きそびれた(レース後は通行止めで南下できませんでした)ので、それを目的にするのもいいかなぁと思いつつあります。
片道5時間は覚悟が必要です。
by よっしー (2010-07-27 20:09) 

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