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第29回 矢島カップ Mt.鳥海バイシクルクラシック [自転車レース]
「8kmの個人タイムトライアル」と「26km 標高差1100mのヒルクライム」を2日間で走り、
合計タイムを競うステージレースです(※)。
台の上からスタートする個人タイムトライアルは、ホビーレーサーをワクワクさせます。
※合計で競うのはチャンピオンクラスのみ
http://mt-chokai.j-cycling.org/
この大会は私が一番好きな大会で、昨年まで9年連続で参加してきました。
そんな中、4週間前に鎖骨を骨折し、「10年目にして断念か…」と暗い気持ちになったわけですが、
スイーツの力で徐々に回復し、「ダンシングは厳しいか?」というレベルまで持ってくることができました。
というわけで、今年も矢島です。
これまでの成績は…
2006年:ハーフクラス → 1位1位
2007年:年代別フルクラス → 1位/1位
2008年:チャンピオンクラス → 4位/4位(総合3位)
2009年:チャンピオンクラス → 4位/5位(総合3位)
2010年:チャンピオンクラス → 3位/1位(総合2位)
2011年:チャンピオンクラス → 7位/12位(総合10位)
2012年:チャンピオンクラス → 4位/5位(総合2位)
2013年:チャンピオンクラス → 1位/1位(総合1位)
2014年:チャンピオンクラス → 1位/3位(総合2位)
一昨年、念願の優勝をして、
昨年は、第1ステージの45秒のアドバンテージを守れず、3秒差で総合2位に沈みました。
今年は、ケガが治りきってはいないのと、そもそも体重コントロールも+3kgという状態で、どこまでやれるか…。
【第1ステージ(8km個人タイムトライアル)】
ケガや体重のことはあっても、3週間前の夏油高原ヒルクライムの個人タイムトライアルの優勝を考えると、
何とかなるのでは?という気持ちで挑みました。
心配していた雨はレースの時間にはやんで、路面も完全に乾いていました。
ただ、試走してみると、恐ろしいほどの横風…。
怖くてバーを握ることができず、下りでは足が止まってしまう感じ。
機材のメリットはあまり発揮できなそうなコンディション。
ディスクホイールを使うのもやめることにしました。
出走順は最後から2番目。
総合争いでライバルになるであろう、てぃーざき選手とミヤケン選手が、15秒間隔の後ろと前。
ミヤケン選手を前に見ながら走ることになりました。
スタートして、ダンシングができないので徐々にペースを上げていく。
一昨年、昨年はアウターでクリアしていた上りでインナーを使う。
強風のこともありますが、実は、昨年まで鳥海をアウターだけで走るためにコンパクトクランクを着けていて、
今年はノーマルクランクに変えていたことが災い(?)したところもあります。
徐々にミヤケン選手との距離が縮んでいくものの、横風で下りの加速ができず、追いつけないまま折り返し。
後ろのてぃーざき選手の姿が折り返し地点で見えなかったので、差を広げていることはわかった。
折り返し後の上りでミヤケン選手を抜かして、その後はペース維持だけを考えて走る。
やはり、下りは怖く、何回か足が止まる。猫まで横切るし…。
そして、ゴール。
自己ベストからは30秒くらい遅いタイムでしたが、11分09秒で優勝となりました!
2位に27秒差だったので、このコンディションの中では悪い走りではなかったのだと思います。

てぃーざき選手、ミヤケン選手とは28秒差。
ヒルクライムが強いO久保選手とは41秒差、☆野選手とは59秒差。
夏油や富士山の結果から考えると、この差でも守るのは難しそうな感じ…。
【第2ステージ(26km、標高差1100m ヒルクライム)】
現状、このヒルクライムレースで優勝する力はないという認識。自分の力を知っていることは重要。
てぃーざき選手、ミヤケン選手、O久保選手、☆野選手からどれだけ遅れずにゴールできるか?がポイント。
スタート後、誰も前に出ずに500mほど進んだところで、小山田選手が先頭に出て、
後ろにいた私が見送ったところ、誰もついていかずに小山田選手が単独で抜け出す形に。
すぐに吸収されるような展開ではあるのですが、集団のペースが異常なまでに落ちて、
小山田選手との差がむしろ広がっていく…。
☆野選手が先頭に出たときにはまあまあなペースになるものの、先頭交代があると、お見合いのようになりペースダウン。
スローペースの間に14番の選手が抜け出して行くも、誰も追わず。
ステージレースならではのマーク合戦といったところでしょうか?
二人がかなり先行した状態で、旧ハーフゴール地点を通過。過去最遅かもしれないペース…。
この手前で、O久保選手がアタックして抜け出す。
私としては夏油の印象が強く、O久保選手のペースについていけずに自滅しそうな気がしたので、他に誰も行かなければ見送ろうと思っていたら、誰も行かなかったので見送り。
☆野選手が先頭で走っている間は一定の差が保たれていたものの、集団の先頭が変わるとペースが落ち、2回目の大きな下り区間前には、O久保選手の姿は全く見えなくなりました。
あまりに誰も前に出ず、前との差が挽回できなくなりつつあったので、2回目の大きな下り手前から私が先頭に出て走る。
しかし、その後も微妙なペース。
すると、昨年の勝負ポイントを少し越えたあたりで今年も…てぃーざき選手がアタック!
ミヤケン選手、後藤選手、熊田選手、私は反応したものの、間もなく4人が遅れて、てぃーざき選手が先行。
頑張って追う選択肢もあったものの、集団で追うことができれば最終的には有利かなと考えた。
後藤選手が遅れ、3人になり、先頭交代ができるのはミヤケン選手と私という状態。
てぃーざき選手との差を27秒以内に保てば総合をとれるので、目算でタイム差を意識しながら走る。
ある程度差が開いたあとは、一定くらいの差で落ち着く…というか、離れない程度には頑張る。
残り3kmくらいのところで序盤で先行した2選手をパスする。
残り2kmのところで、ミヤケン選手のペースが落ちるのを感じたので、一人で行く覚悟を決める。昨年は躊躇している間に前との差がどんどん開いて45秒差を逆転されてしまったわけで…。
てぃーざき選手の姿はカーブで見え隠れし、目算では20秒くらい。ラストの頑張りで7秒くらいはすぐに開くのでギリギリの差。
そのままの感じで残り500m。
ラスト200m強は結構な急勾配。ダンシングができないと厳しい。
ケガがどうとか言っていられないので、腕の力をあまり使わないように軽めのギアのまま腰を上げてゴールまで!
てぃーざき選手のゴールシーンは見えなかったものの、ゴール後に振り返って差を確認している姿が目に入る。
これは…微妙な差だ。今年もリザルト発表までわからない。
実は必死すぎて頭から消えてしまっていたO久保選手が優勝で、2位がてぃーざき選手、3位が私。
O久保選手の姿は私からは見えていなかったものの、てぃーざき選手からは見えていて、私との差よりもなかった模様。
ということで、3人が微妙な差。
結果が気になりつつ、スイカを食べながら歓談。
しばらくしてヒルクライムの上位のリザルトが発表されて、
O久保選手→(10秒差)→てぃーざき選手→(16秒差)→私
ということは、それぞれ41秒、28秒のタイム差があったので、総合優勝が決まりました!
終わってみれば、逃げができて、集団は超スローペース。残り7kmくらいから集団のペースが上がり、最終的には殆どタイム差がないところまで迫るという、まさにロードレースのステージレースという面白い展開でした。

矢島、凄いっす。
【リザルト】
第1ステージ:優勝
第2ステージ:3位
総合:優勝
2年ぶり2回目の優勝となりました。第2ステージも優勝した2年前とは違い、自分の力に自信がない中での優勝で、結果としてはうまく走れたのだと思います。

凄くうれしいです。
とはいえ、マークされる厳しさがありつつも、第2ステージでも優勝争いができる強さが欲しいと思いました。
今年は仕方なかったとしても、来年は強い走りをしたいものです。
ん?なにげにTTは3連覇かも。

副賞の由利牛。

お祝い。
そして…矢島カップが再びパフェになる日は、Coming soon! なのか!?
合計タイムを競うステージレースです(※)。
台の上からスタートする個人タイムトライアルは、ホビーレーサーをワクワクさせます。
※合計で競うのはチャンピオンクラスのみ
http://mt-chokai.j-cycling.org/
この大会は私が一番好きな大会で、昨年まで9年連続で参加してきました。
そんな中、4週間前に鎖骨を骨折し、「10年目にして断念か…」と暗い気持ちになったわけですが、
スイーツの力で徐々に回復し、「ダンシングは厳しいか?」というレベルまで持ってくることができました。
というわけで、今年も矢島です。
これまでの成績は…
2006年:ハーフクラス → 1位1位
2007年:年代別フルクラス → 1位/1位
2008年:チャンピオンクラス → 4位/4位(総合3位)
2009年:チャンピオンクラス → 4位/5位(総合3位)
2010年:チャンピオンクラス → 3位/1位(総合2位)
2011年:チャンピオンクラス → 7位/12位(総合10位)
2012年:チャンピオンクラス → 4位/5位(総合2位)
2013年:チャンピオンクラス → 1位/1位(総合1位)
2014年:チャンピオンクラス → 1位/3位(総合2位)
一昨年、念願の優勝をして、
昨年は、第1ステージの45秒のアドバンテージを守れず、3秒差で総合2位に沈みました。
今年は、ケガが治りきってはいないのと、そもそも体重コントロールも+3kgという状態で、どこまでやれるか…。
【第1ステージ(8km個人タイムトライアル)】
ケガや体重のことはあっても、3週間前の夏油高原ヒルクライムの個人タイムトライアルの優勝を考えると、
何とかなるのでは?という気持ちで挑みました。
心配していた雨はレースの時間にはやんで、路面も完全に乾いていました。
ただ、試走してみると、恐ろしいほどの横風…。
怖くてバーを握ることができず、下りでは足が止まってしまう感じ。
機材のメリットはあまり発揮できなそうなコンディション。
ディスクホイールを使うのもやめることにしました。
出走順は最後から2番目。
総合争いでライバルになるであろう、てぃーざき選手とミヤケン選手が、15秒間隔の後ろと前。
ミヤケン選手を前に見ながら走ることになりました。
スタートして、ダンシングができないので徐々にペースを上げていく。
一昨年、昨年はアウターでクリアしていた上りでインナーを使う。
強風のこともありますが、実は、昨年まで鳥海をアウターだけで走るためにコンパクトクランクを着けていて、
今年はノーマルクランクに変えていたことが災い(?)したところもあります。
徐々にミヤケン選手との距離が縮んでいくものの、横風で下りの加速ができず、追いつけないまま折り返し。
後ろのてぃーざき選手の姿が折り返し地点で見えなかったので、差を広げていることはわかった。
折り返し後の上りでミヤケン選手を抜かして、その後はペース維持だけを考えて走る。
やはり、下りは怖く、何回か足が止まる。猫まで横切るし…。
そして、ゴール。
自己ベストからは30秒くらい遅いタイムでしたが、11分09秒で優勝となりました!
2位に27秒差だったので、このコンディションの中では悪い走りではなかったのだと思います。

てぃーざき選手、ミヤケン選手とは28秒差。
ヒルクライムが強いO久保選手とは41秒差、☆野選手とは59秒差。
夏油や富士山の結果から考えると、この差でも守るのは難しそうな感じ…。
【第2ステージ(26km、標高差1100m ヒルクライム)】
現状、このヒルクライムレースで優勝する力はないという認識。自分の力を知っていることは重要。
てぃーざき選手、ミヤケン選手、O久保選手、☆野選手からどれだけ遅れずにゴールできるか?がポイント。
スタート後、誰も前に出ずに500mほど進んだところで、小山田選手が先頭に出て、
後ろにいた私が見送ったところ、誰もついていかずに小山田選手が単独で抜け出す形に。
すぐに吸収されるような展開ではあるのですが、集団のペースが異常なまでに落ちて、
小山田選手との差がむしろ広がっていく…。
☆野選手が先頭に出たときにはまあまあなペースになるものの、先頭交代があると、お見合いのようになりペースダウン。
スローペースの間に14番の選手が抜け出して行くも、誰も追わず。
ステージレースならではのマーク合戦といったところでしょうか?
二人がかなり先行した状態で、旧ハーフゴール地点を通過。過去最遅かもしれないペース…。
この手前で、O久保選手がアタックして抜け出す。
私としては夏油の印象が強く、O久保選手のペースについていけずに自滅しそうな気がしたので、他に誰も行かなければ見送ろうと思っていたら、誰も行かなかったので見送り。
☆野選手が先頭で走っている間は一定の差が保たれていたものの、集団の先頭が変わるとペースが落ち、2回目の大きな下り区間前には、O久保選手の姿は全く見えなくなりました。
あまりに誰も前に出ず、前との差が挽回できなくなりつつあったので、2回目の大きな下り手前から私が先頭に出て走る。
しかし、その後も微妙なペース。
すると、昨年の勝負ポイントを少し越えたあたりで今年も…てぃーざき選手がアタック!
ミヤケン選手、後藤選手、熊田選手、私は反応したものの、間もなく4人が遅れて、てぃーざき選手が先行。
頑張って追う選択肢もあったものの、集団で追うことができれば最終的には有利かなと考えた。
後藤選手が遅れ、3人になり、先頭交代ができるのはミヤケン選手と私という状態。
てぃーざき選手との差を27秒以内に保てば総合をとれるので、目算でタイム差を意識しながら走る。
ある程度差が開いたあとは、一定くらいの差で落ち着く…というか、離れない程度には頑張る。
残り3kmくらいのところで序盤で先行した2選手をパスする。
残り2kmのところで、ミヤケン選手のペースが落ちるのを感じたので、一人で行く覚悟を決める。昨年は躊躇している間に前との差がどんどん開いて45秒差を逆転されてしまったわけで…。
てぃーざき選手の姿はカーブで見え隠れし、目算では20秒くらい。ラストの頑張りで7秒くらいはすぐに開くのでギリギリの差。
そのままの感じで残り500m。
ラスト200m強は結構な急勾配。ダンシングができないと厳しい。
ケガがどうとか言っていられないので、腕の力をあまり使わないように軽めのギアのまま腰を上げてゴールまで!
てぃーざき選手のゴールシーンは見えなかったものの、ゴール後に振り返って差を確認している姿が目に入る。
これは…微妙な差だ。今年もリザルト発表までわからない。
実は必死すぎて頭から消えてしまっていたO久保選手が優勝で、2位がてぃーざき選手、3位が私。
O久保選手の姿は私からは見えていなかったものの、てぃーざき選手からは見えていて、私との差よりもなかった模様。
ということで、3人が微妙な差。
結果が気になりつつ、スイカを食べながら歓談。
しばらくしてヒルクライムの上位のリザルトが発表されて、
O久保選手→(10秒差)→てぃーざき選手→(16秒差)→私
ということは、それぞれ41秒、28秒のタイム差があったので、総合優勝が決まりました!
終わってみれば、逃げができて、集団は超スローペース。残り7kmくらいから集団のペースが上がり、最終的には殆どタイム差がないところまで迫るという、まさにロードレースのステージレースという面白い展開でした。

矢島、凄いっす。
【リザルト】
第1ステージ:優勝
第2ステージ:3位
総合:優勝
2年ぶり2回目の優勝となりました。第2ステージも優勝した2年前とは違い、自分の力に自信がない中での優勝で、結果としてはうまく走れたのだと思います。

凄くうれしいです。
とはいえ、マークされる厳しさがありつつも、第2ステージでも優勝争いができる強さが欲しいと思いました。
今年は仕方なかったとしても、来年は強い走りをしたいものです。
ん?なにげにTTは3連覇かも。

副賞の由利牛。

お祝い。
そして…矢島カップが再びパフェになる日は、Coming soon! なのか!?
おめでとうございます。怪我すると強くなるサイヤ人みたいな展開ですね。ケーキの上に乗っているのはブルーベリーじゃなくて仙豆?
by kinotty (2015-07-27 11:51)
kinottyさん、
ありがとうございます。今年の駐車場は近くくらいでしたね(笑)
仙豆の前に、超聖水のゲットから頑張ります。
by よっしー (2015-07-27 15:42)
おめでとうございます!
草むらからよっしーさんを応援したのは2年くらい前でしたか。
秋も頑張ってください!
ってこのケーキひとりで食べたんじゃないですよね???
by YT (2015-07-30 23:44)
YTさん、
ありがとうございます!
2年前は応援に背中を押されて、完全優勝ができました。
今年はあの草むらの辺りは超スローペースで、流れ星なら願い事が叶え放題でした。
ケーキは店に申し訳ないので、基本4個~です(・ω・)
今シーズン、まだまだ楽しみなレースが残っていますので、頑張ります!
by よっしー (2015-07-31 21:44)