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余命 [自転車]

自転車競技を始めてから12年目に入りました。

途切れる期間がなく続いて点においては、最長の趣味になったと思います。

趣味が長続きしないタイプというわけではなく、

『現実的な目標』を設定し、

達成した際に「新たな目標」を設定するのではなく、「新たな趣味」を探す傾向があるようです。

マラソンは「サブスリー」とか、英語は「TOEIC 860点」とか。そんな感じです。

すぐにやめる理由もないので、次に夢中になれるものが見つかるまでは継続するのですが、惰性感がなんとも言えない感じです。


きっと、成功する人って、最初に『非常に高い目標』をもって、

それに向けてのマイルストーンとして、『現実的な目標』“も”設定するのだと思います。

だから、1つの目標が達成されても次に向けて頑張ることができる。


非常に高い目標と言っても、「限界まで頑張る」みたいな『曖昧な目標』は、きっと良くないわけで、

スポーツでも仕事でも体を壊すことになるのだと思っています。

このあたりは難しく、ゲームのキャラクターだったら、レベルを99にするとか、パラメーターを65535(いまどきないか…)にするとか、

『具体的な目標』になるわけですが、現実世界の人間は「限界」がわかりませんからね。


話を自転車に戻して、その目標はどうだったのか?と言えば、

何度か日記(自分で見つけられたのは以下の日記など)にも書いてきた気がするのですが、

【10年目のおきなわを前に】
http://run-ran-run.blog.so-net.ne.jp/2016-11-07
【0から1へ】
http://run-ran-run.blog.so-net.ne.jp/2016-09-28
【矢島カップと私】
http://run-ran-run.blog.so-net.ne.jp/2013-07-29

ツールド熊野の落車でプロツアーを目指さないことに決めた時から、「矢島カップ」が目標だったのだと感じています。

その目標を達成した2013年以来、機材への投資がなくなったことも含めて、自転車を一番に考えなくなったことは間違いありません。

まだ、自転車以上に楽しいと思えるモノを見つけられていないので、やめる理由はなく続けていますが…。

それに、自転車競技を通じた繋がりとか、競技そのものではないものも良いですし。

そんなところです。


さて、タイトルに「余命」なんて書いてしまいましたが、べつに病気なわけではありません(^^;

でももし、「あと3年の命」ということがわかったとしたら…

後悔しないように全力で自転車を頑張る!のか?

自転車以外にやるべきことがあるだろう!と思うのか?

これ、考えると怖くなってきます。


もっと簡単な生死までではないことに当てはめてみてもいいと思います。

オンラインゲームのサービスがあと1年で終了することがわかったとして、

あと1年を全力で楽しむ!のか?

それなら今すぐやめてしまおう!と思うのか?


時間もいろいろな意味でのポテンシャルも有限な中で何を選択するのか?

選択しなかったものは諦めることになるわけで…。

一時的な感情に何度も惑わされつつも、戻ってくるように意識しています。


現在の自転車的な考えは、

「自転車は楽しいと思えない範囲のことはやらない。迷ったらやめる。」というスタンスになっています。


ただ、難しいのは、

苦しいほどの努力の先に楽しさがあったりするところなのかもしれません。
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