FFXI(前編) [ゲーム]
2002年5月16日、「ファイナルファンタジー11(FFXI)」というオンラインゲームのサービスが開始されました。
ファイナルファンタジーが好きだった私は、電話加入権から準備して、ほぼサービス開始と同時にFFXIを始めることになりました。
最初のうちは週に2,3回くらいでプレイしていたのですが、半年後くらいから徐々にプレイ時間が増えて、気がついたときには、
「会社以外の時間は殆どFFXI」
になっていたのでした。サービス開始から1年半ほど経ったとき、1日の平均プレイ時間は6時間を超えていました。
こんな生活は次第に歪を生じ始め、ゲームを始めてから2年になる2004年5月、FFXIから離れる決心をしました。手始めに、週1回のジム通いを決まりごとにしました。中毒症状の緩和のために(ニコチンパッチのごとく?)「オフラインゲームのFFX-2」をやったりして気を紛らわせました。ゲームをやらない人にはわからないかもしれませんが、オンラインとオフラインとでは、熱中の要因が根本的に違うのです。そして、FFX-2には熱中することになりましたが、FFXIからは離れることができました。もちろん、FFX-2への熱中もFFXIの時のような病的なものではありません。
結局、約2年間、私はヴァナディール(FFXIの世界)に住んでいたわけです。会社に9時間、通勤に3時間の人間が6時間いる世界ですから、他には何もなかったと言っても過言ではないでしょう(もちろん、休日の分も平均すると、「まし」になりますが)。
2年間のヴァナでの生活は楽しかった。目を覚ました今でも楽しかったことは認めざるを得ません。しかしながら、この2年間に失ったものも大きかった。あまりにも大きすぎました。
体力、人とのつながり、…、いろいろなものを失いました。
まあ、目が覚めてよかったじゃないですか。結果オーライ。
今現実と思っているよっしーさんの世界も、もしかしたらバーチャルかも(笑)
by LEO (2008-01-28 18:35)
最近、「xxxHOLiC」というマンガを読んだら、そんな風にも思えてしまいましたよ(笑)
by よっしー (2008-01-28 23:44)